世界一の目標を掲げる日本にとって、最高の試金石となる。対ブラジル戦は、通算2分け11敗と1度も勝利がない。前回22年6月も国立に迎え撃ったが、雨中の一戦は0-1で敗れた。当時、出場したDF長友佑都(39=東京)は「0-1だったけど、内容を見たらもっと開きがあった」と実力差を認める。森保一監督(57)も「FIFAランキング1位ではないけれど、世界最強グループにいるのは間違いない」とリスペクトを口にした。
相手には豪華メンバーがそろう。スペイン1部の「白い巨人」レアル・マドリードに所属するFWビニシウスやFWロドリゴ、イングランド・プレミアリーグの強豪マンチェスターUのMFカゼミロら、メガクラブの選手がズラリ。それでも今の日本代表は、気後れすることはない。
22年W杯カタール大会で優勝経験国のドイツ、スペインを連破。選手たちの目線は自然と上がった。代表主将として歴代最多の81試合に出場した長谷部誠コーチは言う。
「僕がドイツに行った当時(ウォルフスブルク)はチームメートにブラジル代表の選手が1人いたんですけど、自分の中で『ワオ』なんですよ。ブラジル代表の選手と一緒にプレーしちゃってんの? みたいな。でもたぶん、今の選手たちはそれがノーマルなんですよね」
世界基準を知る選手たちは頼もしい。普段、スペインリーグに身を置く久保はブラジル戦について「ただ単に強豪の1つって感じですかね」とサラリ。その上で「もし勝てなかったとしても、内容的には十分やれているぞ、というのが、W杯で勝つ確率を上げるには一番の近道だと思う」とうなずいた。「ラッキーで1-0で勝ったというより、五分五分の試合をすることを目標にやっていければ」と正面から立ち向かう。
前回対戦時に先発した南野も久保と同様の考えだ。この日のパラグアイ戦で初のゲーム主将を任された背番号8は「なるべくトライして、いろんなことをチャレンジして、チームとして最高の準備をしてW杯に行きたい」。守り勝つスタイルには一定の手応えを得ているが、そこから進化し、初のW杯8強進出、さらには頂点を見据えている。
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Source: サカサカ10
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