FW中村敬斗はブラジル代表との対戦に向けて「受け身になりすぎずに戦いたい」と力を込めた。
日本代表復帰戦となったパラグアイ戦は先発出場して66分間のプレー。最終ラインの背後を狙う動きも見せていき、「もう少しボールが欲しかったのは事実」と述べながら「各駅(短距離パスの連続)でくるとプレッシャーを受けてしまうので貰いにくい。こっちが守備をしていても各駅だったらプレッシャーにいきやすい」と狙いを話した。
その上で中村はボールを保持する時間帯での動きだったため「ブラジルだとまた違う戦い方になる」としつつ、後手を踏む展開は避けたいことをを強調。積極的に戦いながら「今ウイングバックをやることが多いので、逆からのクロスに入っていってチャンスがある。基本攻撃になったら(サイドに)張っていることが多いのでなかなかゴール前というのはそんなに多くないですけど、逆からのクロスに入っていってしっかり決めたい」と述べ、歴史的なブラジル戦初勝利をもたらす姿勢だ。
これまでブラジルとの対戦経験はなく、今回のメンバーとクラブで対戦した経験もほとんどない。そのため中村はレベル感について「あまりやったことがないので分からない」と話し、ピッチ上で感じながらプレーに繋げていく構えだ。もっとも“王国”は「小さい頃から戦いたかった」相手。「そういった意味ではすごい楽しみ」と述べ、明日の一戦に目を向けた。
(取材・文 加藤直岐)
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Source: サッカー日本代表
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