
[11.29 全日本大学新人戦決勝 九州産業大 1-2 東海大 川越陸]
第9回全日本大学サッカー新人戦は29日に決勝を開催し、東海大(関東)が九州産業大(九州)を2-1で破って初優勝を飾った。東海大は今月21日にセカンドチーム以下の選手を中心とするインディペンデンスリーグ(Iリーグ)全国大会も優勝しており、12月に控える全日本大学サッカー選手権(インカレ)へ弾みの全国2冠となった。
東海大は立ち上がりから優勢の展開もシュートには至らない時間帯が続いた。それでも前半16分、先制に成功した。DF田中玲音(1年)が相手との競り合いを制してロングボールを収め、前線へ配球。自陣ハーフウェーラインの手前で収めたFW米谷壮史(2年)は一気に相手を振り切ってゴール前まで持ち運ぶと、最後はチップキックで冷静にゴールへ流し込んだ。
追いかける九州産業大は前半34分、自陣で米谷にボールを奪われてピンチを迎えるも、シュートは枠の右に逸れて難を逃れた。同35分にはDF岩崎海駕(2年)が右サイドから低弾道クロスを送ってDF荒井海聖(2年)のシュートまで繋げるも、これはヒットしなかった。
九州産業大はなかなかゴール前まで攻め込めない前半となったが、終盤はサイドを使った攻撃で攻略の糸口を掴み始める。ただ決定的なシーンを作るまでには至らず、東海大の1点リードで前半を終了した。
リードする東海大は後半9分、FW遠野翔一(2年)が相手CBからボールを奪って左足を振り抜くも枠の上。同16分には九州産業大のFW岩永創太(2年)が右から中に入って左足でコントロールシュートを放つも、クロスバーに嫌われた。岩永は同18分にFW五十嵐洋來(2年)のパスを受けてペナルティエリア手前中央からミドルシュートを放ったが、枠の左に逸れていった。
両チームともにチャンスを作ると、九州産業大が後半20分に追いついた。右CKをショートで始め、リターンを受けた岩永が大外へクロス。フリーになったDF青柳仰(2年)の折り返しをDF平田龍治(2年)が押し込んで1-1とした。九州産業大は直後、FW田中遥一郎(2年)が右からの折り返しを合わせてあわや逆転かというチャンスを作ったが、これは枠の上に飛んだ。
押し込まれ気味となった東海大だが後半34分、MF佐藤裕(2年)のクロスがファーサイドに流れたところをMF丸野陽(1年)が右足ボレーでゴールネットを揺らして勝ち越した。終盤には相手のミドルシュートをGK鈴木将永(2年)が好セーブで凌ぐと、後半アディショナルタイムにはFW加藤大也(2年)がGK藤井海人(2年)の決定機阻止による一発レッドを誘って勝負あり。東海大が日本一に輝いた。
(取材・文 加藤直岐)
Source: 大学高校サッカー

コメント