リバプールのユルゲン・クロップ監督がウエスト・ハムのイングランド代表FWジャロッド・ボーウェンについて、「リバプール以外でお気に入りの選手」と明かした。イギリス『トーク・スポーツ』が伝えている。
カラバオカップ準々決勝が20日に行われ、リバプールはウエスト・ハムに5-1で快勝。この試合でウエスト・ハムの唯一のゴールを挙げ、一矢を報いたのがボーウェンだった。
イギリス『トーク・スポーツ』は試合前にクロップ監督が発したコメントを紹介。指揮官は対戦相手のウエスト・ハムを称賛した上で、「彼らは(ミカイル・)アントニオを欠き、ボーウェンがそのポジションでステップアップしている。おそらく私の選手以外では(ボーウェンが)お気に入りの選手だ。彼がやっていること、そして彼がどのように成長しているかというのは、本当に素晴らしい」と称えていた。
さらに昨年3月のウエスト・ハム戦前には「(前所属の)ハル(・シティ)でも彼を見たが、あの時は本当に素晴らしかった。多くの人がこの飛躍を予想していたとは思えないが、信じられない選手だよ」と語っていたことも同メディアは紹介している。
現在27歳のボーウェンは、今季プレミアリーグで得点ランキング3位タイの10ゴールを記録。以前、リバプールFWモハメド・サラーの後継者候補の1人に挙がったこともあった。
同メディアは今回の一戦で「ボーウェンは後半に見事な一撃を決め、クロップの主張を裏付けた」とし、「レッズが過去に、このイングランド代表選手との噂があったことを受け、再び移籍の憶測が巻き起こっている」と伝えている。
ただ、ボーウェンが10月にウエスト・ハムと新たに7年契約を結んだことを踏まえ、「ドイツ人監督がその称賛を移籍の興味に変えるかどうかは、まだ可能性が低い」と見解を示した。
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Source: 海外サッカー
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