ブラジル代表にコパ・アメリカなど国際大会参加禁止の可能性…FIFAが会長選の不正騒動を問題視

FIFAがブラジルに処分か
 国際サッカー連盟(FIFA)がブラジル代表と同国クラブチームの国際大会参加を制限する可能性があるようだ。『AP通信』の報道をもとに複数の海外メディアが伝えている。

 ブラジルサッカー連盟(CBF)はエドナルド・ロドリゲス氏が会長を務めていたが、同氏に会長選で不正を行った疑惑が浮上。リオデジャネイロ司法裁判所は今月7日、ロドリゲス会長の解任を決め、30日以内に新たな会長選を実施するように指示しており、上級裁判所もこの判決を支持している。

 現地メディア『レビスタ・オエステ』などによると、FIFAは地元裁判所が関与した今回の決定を問題視しているという。南米サッカー連盟(CONMEBOL)と共同でCBFに対して「加盟協会は政府・第三者から不当な影響を受けず、独立して業務を行わなければいけない」などと記された書簡を届け、裁判所の決定に基づく来年1月中の選挙は行わないよう指示した。

 CBFがこれに応じない場合、FIFAはブラジルに対してコパ・アメリカやW杯といった国際大会への参加を禁止する処分を発令するとみられている。『マルカ』によると1月上旬にFIFAとCONMEBOL関係者がブラジルを訪れる予定となっており、問題の解決が期待される。
Source: 海外サッカー

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