2018年にプロ生活をスタートさせたアルビレックス新潟を完全移籍で離れる決断は、「簡単な決断ではなかった」という。決め手となったのは「自分自身のチャレンジ」。DF渡邊泰基が新天地となる横浜F・マリノスで24シーズンをスタートさせる。
高校時代以来の共闘かと期待されたが、先日、DF角田涼太朗が海外クラブへの移籍を前提とした交渉のために、チームを離れることになったと発表になった。角田と渡邊は前橋育英高時代の同期。母校に初の高校選手権優勝をもたらした戦友だった。
今でも普段から連絡を取り合っているという2人。今回の移籍に関して、渡邊が角田に相談することはなかったようだが、「高校時代から凄い選手でしたけど、また先を行かれたなと思います。負けたくないですけど、凄いなと思います」と再びライバル心が燃え上がったようだ。
1月1日に発生した能登半島地震の際は新潟で被災。渡邊自身も揺れは感じたが、幸いにも被害は少なかったようだ。「近くは大変だったと思うので、プレーで元気を与えられたらなと思います」。恩返しのためにも、新潟に自身の活躍を届けることを第一の目標に据えた。
(取材・文 児玉幸洋)
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