マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督がバルセロナのシャビ・エルナンデス監督に対し、「無条件のサポートを送りたい」と激励の言葉を伝えた。アメリカのスポーツ専門チャンネル『ESPN』が報じている。
バルセロナは14日に行われたスーペルコパ・デ・エスパーニャ(スペインスーパーカップ)の決勝でレアル・マドリーと激突。今季2度目の“エル・クラシコ”は1-4の惨敗に終わった。
シャビ監督への風当たりが強まる中、グアルディオラ監督はバルセロナに性急な決断をしないよう警告。指揮官として時間を与えるべきだと語った。
「私のアドバイスは、冷静になることだ。(バルセロナは)決勝で負けたが、来週には別の試合、別の大会がある。(監督と選手を)サポートし、シーズンの終わりに決断を下すべきだ」
グアルディオラ監督は2008年から2012年までバルセロナを率い、選手時代のシャビ監督らと共に3度のラ・リーガ優勝や2度のUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)制覇を果たした。現シティ指揮官は「サッカー界には、全てを宙に投げてしまう傾向がある」とも話す。
「この業界はとても難しい。(バルセロナは)決勝で負けてしまった。マドリーは素早く得点を決め、よく守り、より良いチームだった。それだけだ」
バルセロナはラ・リーガこそ首位ジローナと8ポイント差の4位だが、欧州CLでは3シーズンぶりの決勝トーナメント進出。ベスト16ではナポリと対戦する。また、コパ・デル・レイでもタイトル獲得の可能性を残しており、18日のラウンド16でウニオニスタス(3部)と戦う予定だ。
グアルディオラ監督は「シャビと選手たちに無条件のサポートを送りたい。選手たちは一歩前進しなければならない。 今季の彼らも、これまでのようなクオリティーを発揮していたし、シーズンは長いからね」とエールを送った。
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Source: 海外サッカー
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