PSVのアメリカ代表DFセルジーニョ・デストが所属元バルセロナへの復帰に関し、現時点で難しいことを認めた。スペイン『マルカ』が報じている。
デストは現オランダ代表監督のロナルド・クーマン氏が就任した2020-21シーズンにアヤックスからバルセロナへ完全移籍した。初年度は右サイドバックを主戦場に公式戦で計44試合に出場したが、シャビ・エルナンデス監督がクーマン氏の後を引き継いだ2021年11月以降、怪我などの影響もあって出場機会が減少。昨季はミランに期限付き移籍し、今季も同じくレンタルでPSVに所属している。
バルセロナとの契約は2024-25シーズンまで。PSVが今季終了後に買取オプションを行使しなければバルセロナへ戻ることになるが、デストは『ボートバル・インターナショナル』のインタビューで「シャビがまだあそこにいる。だから今のところ、復帰は難しいだろう」と語った。
「バルセロナ、PSV、そして僕にも言いたいことがある。今はまだ早すぎるけど、シーズンが終わったら話し合うことになるだろう。もしかしたら残るかもしれないし、出て行くかもしれない」
デストは今季ここまでPSVのレギュラーとして公式戦21試合に出場し、1ゴール3アシストを記録している。
スペイン『マルカ』は「今季、彼のレンタルは全く違う方向に進んでいるようで、選手として自分を磨くのに十分な出場時間を得ている」とし、その現状が「バルセロナで窮地に追い込まれているシャビ監督の当面の動向を見守りつつ、彼のキャリアを回復させる過程に役立っている」とレポートした。
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Source: 海外サッカー
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