2大会連続でアジアカップ4強入りを果たしているUAE代表が18日にグループリーグ第2節・パレスチナ代表戦を行い、1-1で引き分けた。
UAEは初戦に勝利して臨むと、パレスチナ戦でも先制に成功する。しかし前半37分にDFハリファ・アルハマディが決定的な得点機会の阻止で一発退場になると、後半5分にオウンゴールで同点弾を許した。その後はパレスチナに決定機を作られたが、GKアブドゥラ・イドレスの好セーブなどで防いで勝ち点1を獲得。GL突破をかけた最終節はイランとの対戦となる。
重要なGL最終戦はH・アルハマディを欠くだけでなく、パウロ・ベント監督も不在になることが決まった。指揮官は前半アディショナルタイムに異議でイエローカードを受けると後半アディショナルタイムにも異議でイエローカードを提示され、2枚目の警告によるレッドカードで退場処分となったためだ。ベント監督が国際大会のGL最終戦でベンチに入れないのは初めてではない。カタールW杯で韓国代表を率いた際もGL第2戦のガーナ戦でレッドカードを受けて退場処分となり、GL最終戦の指揮を執ることができなかった。
また2019年の夏から監督などのチームスタッフもイエローカードとレッドカードを提示される対象になったことを受け、ベント氏はW杯で史上初めてレッドカードを受けた監督になっていた。この珍記録は今回も同様で、アジア杯で史上初めてレッドカードを受けた監督に。ポルトガル代表の選手としても活躍したベント氏だが、不名誉な“2冠”を達成してしまった。
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Source: 海外サッカー
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