ミランGKマイク・メニャン人種差別の的に「猿の鳴き真似が聞こえたんだ」

GKマイク・メニャン
 ミランに所属するフランス代表GKマイク・メニャンが人種差別を受けた。イギリス『BBC』が20日に伝えている。

 セリエAは20日に各地で第21節を開催した。ミランは敵地でウディネーゼと対戦。メニャンはリーグ戦12試合連続となる先発出場でゴールマウスに立った。

 すると前半31分の先制直後のこと。ミランボールのゴールキックで試合が再開されようとしたときに、ウディネーゼの一部サポーターからメニャンに対して人種差別的な言葉が浴びせられたようだ。メニャンが主審に同件を訴えて試合は一時中断。約10分後に再開され。ミランがこの一戦を3-2で制している。

 メニャンは試合後のインタビューで「最初のゴールキックの時に、猿の鳴き真似が聞こえたんだ。でも、何も言わなかった。ただ、再びボールを取りに行ったときに同じように聞こえたから、第4審とベンチに助けを求めたんだ」と説明。「彼らは非常に強い制裁を与えなければならない」と非難した。

「このようなことは初めてではない。彼らのやっていることは間違っていると言わなければならない。ほとんどのファンはチームを応援したいし、野次を飛ばしたい。それが普通だが、差別は違う」

 ミランは同件を受けて、声明を発表。「私たちの試合に人種差別が入る余地は全くない。私たちは愕然としている。私たちはあなたと一緒だ、マイク」としている。


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Source: 海外サッカー

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