アジアサッカー連盟(AFC)は30日、アジアカップのバーレーン代表のDFハザ・アリ(28)に対して課していたサッカー活動停止の暫定処分を取り消したと発表した。24日の処分発表から急転、31日に行われる決勝トーナメント1回戦・日本戦のメンバーに登録される可能性が出てきた。
AFCは今月24日、アジア杯グループリーグ初戦の韓国戦(●1-3)後にハザ・アリから採取されたドーピング検査の検体から禁止物質が検出されたと発表。アンチドーピング規定に沿った最終決定が行われるまでの間、暫定的なサッカー活動停止処分を下していた。今回の決定は違反の疑いが晴れたためとみられるが、AFCは理由を公表していない。
ハザ・アリはバーレーン代表通算5試合出場の左SB。昨年秋の北中米W杯アジア2次予選から主力に定着し、ドーピング検査が行われた初戦の韓国戦、処分が決まる前に行われた第2戦マレーシア戦(○1-0)に先発出場していた。処分後に行われた25日の第3戦ヨルダン戦(○1-0)は登録メンバー外だった。
暫定的なサッカー活動停止処分の対象は公式戦や練習試合だけでなく、日々のチームトレーニングも含まれるため、ハザ・アリは少なくとも29日まではバーレーン代表の練習に不参加。それでも処分が取り消されたことで、日本戦の登録メンバー入りが可能となった。
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Source: サッカー日本代表
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