ラ・リーガ開幕から好調を維持しているソシエダの日本代表MF久保建英に対し、古巣レアル・マドリーが熱視線を送っているようだ。スペイン『スポルト』が報じている。
久保はレアルからソシエダに移籍して2年目の今季、ここまで4試合の出場で3ゴール1アシストを記録。開幕から4試合連続でマン・オブ・ザ・マッチに輝くなど、“無双状態”が続いている。
現在の得点ランキングでは、レアル新加入のMFジュード・ベリンガムが5ゴールで首位。3ゴールを挙げている久保、アトレティコ・マドリーのFWアルバロ・モラタ、ベティスのFWウィリアン・ジョゼが2位タイとなっている。
元レアルの上記3選手について同紙は「自分のサッカーを最大限に発揮できるチームを見つけた久保が最も目立っている。久保はソシエダで成長し、ますます重要な存在となった。欠点を克服し、長所に磨きをかけている。彼のパフォーマンスは輝き始め、成熟し、ゴール前で脅威となった」とし、22歳MFを称賛。そして「ロス・ブランコス(レアルの愛称)も彼を非常に注意深くフォローしている」と伝えている。
同紙は「レアル・マドリーは、2022年夏に久保をわずか600万ユーロ(約9億5000万円)でソシエダに移籍させ、50%の権利を保持して以来、彼を監視してきた。22歳という年齢には、まだまだ成長の余地があり、復帰の可能性とともに彼の成長を見守る価値がある。ソシエダは彼に6000万ユーロ(約94億8000万円)の放出条項を設定しており、マドリーは彼を復帰させるため、半分の3000万ユーロ(約47億4000万円)を支払う必要がある」と説明。「日本人選手が上昇気流を維持するのであれば、この選択肢も否定はできない」と見解を示した。
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Source: 海外サッカー
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