重要な2戦を落としたバイエルン、ケインが奮起を促す「戦い続けなければならない」「決して諦めない」

　バイエルンFWハリー・ケインがチームに奮起を促した。イギリス『ミラー』が『TNTスポーツ』のインタビュー内容を伝えている。

　ここ1週間で重要な2試合を戦ったバイエルン。ドイツの絶対的王者は、首位を走るレーバークーゼンとの対戦で0-3の完敗を喫すると、その差は5ポイントに。さらに、UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)の決勝トーナメント1回戦ではラツィオに先勝を許し、ベスト16敗退の危機に瀕している。

　ラツィオとの一戦は0-1の惜敗も、バイエルンが放った枠内シュートは0本。ケインは「良いスタートが切れたし、明確なチャンスもあった」と前半の戦いを評価しつつ、「エネルギーも自信もなかった。その罰を受けてしまった。10人になってしまうと、いつも難しくなる」と後半の失速を悔やんだ。

　それでも、ブンデスリーガ12連覇、4シーズンぶり欧州CL制覇の夢が潰えたわけではない。バイエルンのエースはチーム、仲間に奮起を促し、タイトルを掴みにいく。

「自分たちで打開しなければならない。まだブンデスリーガの首位争いをしているし、この試合(欧州CL)も争っている。戦い続けなければならない。我々は難しい時期にいる。戦わなければならないんだ」

「逆転しなければならない。大きな試合、大きな戦いがある。決して諦めない。逆転することが必要なんだ。一つの試合や火花で逆転できる」