サウジアラビアのアルナスルに所属するポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが、今夏アメリカのインテル・マイアミに加入したアルゼンチン代表FWリオネル・メッシとの“ライバル関係”について振り返った。イギリス『BBC』がC・ロナウドの言葉を伝えている。
現在38歳のC・ロナウドは、母国のスポルティングでキャリアをスタートさせ、マンチェスター・ユナイテッド、レアル・マドリー、ユベントスと渡り歩き、ゴールを量産してきた。一方のメッシ(36)は、バルセロナの下部組織からトップチーム昇格を果たし、長らく同じシャツを着て大量に得点を記録。パリSG加入後も、その“嗅覚”は衰えを知らなかった。
キャリア通算800得点以上を叩き込んでいる2人は、ファン・サポーターの間で「ロナウドかメッシか」と論争を巻き起こすほど。まさに現代サッカーの象徴とも言える存在だ。そんな2人は現在それぞれヨーロッパを離れて現役を続行。新天地でも変わらずゴールネットを揺らしているが、「ライバル関係はなくなった」とC・ロナウドは語る。
「私たちは世界中で尊敬されている。それが一番大事なことだ。彼は彼の道を切り開き、私は私の道を切り開く。彼との関係は良かったし、観客も気に入ってくれていたね。私たちは15年間ステージを共有したんだ。最終的には友人というわけではないが、プロの同僚であり、お互いを尊敬し合っているよ」
サッカー大国を離れた2人は、サウジアラビア、アメリカで現地の人びとをゴールで熱狂させている。“ライバル関係”は私たちの心の中に。
Source: 海外サッカー
コメント