R・マドリー戦で負傷のバレンシアDFに医師が懸念「サッカーができなくなる深刻なリスク」

DFムクタル・ディアカビの怪我に現地医師が見解
 2日に行われたラ・リーガ第27節のバレンシアレアル・マドリーで、バレンシアのDFムクタル・ディアカビが負傷交代を余儀なくされた。現地メディアの『マルカ』などによると、長期間の離脱が予測されるという。

 この試合の後半41分、競り合いでバランスを崩したDFオーレリアン・チュアメニがディアカビの膝付近に倒れ込んだ。アクシデンタルな事象でチュアメニの体重がディアカビの膝にかかってしまうと、周辺にいた両チームの選手は頭を抱えるなどの反応をしたことでファンにも重傷の可能性が伝わった。ディアカビはそのまま担架に乗ってピッチを後にしている。

 バレンシアは3日に右膝の脱臼と伝える第一報を発表。ディアカビは自身のX(@diakhaby_5)で「怪我はハイレベルな競技や試合で起きる不幸なことの一つ。闘いは長くなると思うが今よりも強くなり、できるだけ早くピッチに戻れるようにベストを尽くしたいし準備はできている」と声明を発表した。

 詳しい全治期間はまだ明らかになっていないが、スペイン人のエンリケ・ガスタルディ医師は「サッカー選手の膝の怪我として最も深刻なもの」と表現して重傷を予測。前十字靭帯や後十字靭帯など4〜5の靭帯に断裂がある可能性があるといい、「このような怪我では期間を設定する必要はない」と復帰までは当面未定になる見込みを示している。

 テニス選手の主治医を務めるロペス・マルティネス医師も『エスタディオ・デポルティーボ』で「再びサッカーをすることができなくなる深刻なリスクがある」と見解を伝えており、長いリハビリが予測されている。


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Source: 海外サッカー

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