相手選手に頭突きのレッチェ指揮官…「私は間違っていた」と謝罪も解任

解任されたロベルト・タベルサ監督
 セリエAのレッチェが試合後に相手選手に頭突きをしたロベルト・タベルサ監督の解任を発表した。

 “事件”が起きたのは10日に開催されたセリエA第28節ベローナ戦(●0-1)の試合後だった。残留を争う相手に敗れると、タベルサ監督はピッチに乱入。

『ESPN』によると、DFマリン・ポングラチッチと口論していたベローナFWトーマス・アンリの下へと向かったタベルサ監督が、なんと頭突きを食らわせる。そして、頭突きを食らったアンリとともにレッドカードが提示されたという。

 レッチェは即座に「我々の価値観とスポーツの価値観に反する監督の行為を強く非難する」との声明を発表し、指揮官の行動を非難。タベルサ監督は自身の行為は「許しがたい」と話しつつ、相手の挑発から選手を守ったと主張していた。

「来週はまた大きな試合があるが、選手たちを出場停止にしたくなかった。だから、選手たちを相手選手から引き離すためにピッチに向かい、そこでアンリとの事件が起きた」

「ベローナの首脳陣には謝罪した。監督として、そして3人の子どもの父親として、今回のことについて謝罪したい」

 また、自身のインスタグラムで改めて謝罪。「私が間違っていた。謝罪したい。頭に血が上っていたが、相手を殴るほどではなかった。もう一度、アンリ、レッチェ、ベローナ、イタリアのファン、審判、両クラブ、首脳陣、スタッフにもう一度謝罪します」。

 しかし、クラブは11日に解任を発表し、タベルサ監督はチームを去ることとなった。


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Source: 海外サッカー

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