平壌開催白紙の北朝鮮戦は開催自体不透明に…異例の事態も動じない谷口彰悟「カタールではちょいちょいある」

日本代表DF谷口彰悟
 異例の事態にも動じなかった。26日に平壌で予定されていた北朝鮮戦の延期あるいは中止の可能性が高まる中、千葉市内でトレーニングを行った日本代表のDF谷口彰悟(アルラーヤン)は「詳しいことは把握できていないけど、プロ選手として常に準備することが大事。正式な決定が出るまではしっかり準備しないといけない」と冷静に話した。

 試合5日前に平壌開催が白紙となり、その翌日には試合の開催自体が延期あるいは中止になる事態に発展。前代未聞の状況だが、谷口は「カタールではちょいちょいある。急に(試合日程の)変更、中止、延期というのはある」と平然と言ってのけ、報道陣を驚かせた。

 異例の経験はつい1ヶ月ほど前にもあった。「アジアカップでカタール代表が優勝して、(決勝の)4日後か5日後に(リーグ戦の)再開試合が予定されていたけど、カタールが優勝したあとに飛んだりした」。カタール代表のアジアカップ連覇が自国リーグの日程にも影響し、急きょ変更になったのだという。

「国際試合でそういう事態になるのはまれなこと。難しい状況だけど、協会の方々が対処してくれる。あまり深刻には考えていない」。中東での経験が豊富な32歳は落ち着いた表情で報道陣に対応していた。

(取材・文 西山紘平)


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Source: サッカー日本代表

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