ラツィオで苦境続く鎌田大地にセリエAの2クラブが関心か

移籍が噂されるMF鎌田大地
 ラツィオで苦戦が続くMF鎌田大地に対し、同じセリエAのアタランタナポリが興味を示しているようだ。イタリア『フットボール・イタリア』が伝えている。

 鎌田は昨季限りでフランクフルトを退団。新天地として有力視されたミランやローマとは合意に至らず、最終的にラツィオへ加入した。

 マウリツィオ・サッリ前監督の下、開幕4戦連続でスタメン出場したが、その後は出番が減少し、現時点でリーグ戦での先発は計8試合。中盤には強力なライバルがひしめいているため、サッリ氏の後任としてイゴール・トゥドール新監督が就任した後も、立場を逆転させるのは容易ではない。

 現地報道によると、鎌田の契約には今季終了後にフリーで退団できる条項があるという。『フットボール・イタリア』は「もしそうなら、アタランタとナポリが鎌田の獲得に乗り出すだろう」とレポートしている。

 ナポリについては昨年夏にも鎌田の代理人と交渉していたが、ナポリ側が肖像権を完全に管理することにこだわったことから、交渉は決裂していた。

 ラツィオはセリエA第29節終了時点で9位。ナポリは7位、アタランタは6位につけている。今週末からリーグ戦が再開し、ラツィオは30日の第30節でホームに3位ユベントスを迎え撃つ。


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Source: 海外サッカー

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