韓国に敗れた直後の熱き発露も…小久保玲央ブライアンが反省「感情的になってしまった」

GK小久保玲央ブライアン
 ライバル韓国に敗れた直後、ベンチから試合を見届けたGK小久保玲央ブライアン(ベンフィカ)は咆哮した。熱き発露とも取れたその行動にも、翌日には「チームとして勝ちたかった。感情的になってしまったのはすごく反省しなければいけないところ」と冷静さを取り戻していた。

 グループリーグ初戦、第2節と2試合連続で完封した小久保は、第3節・韓国戦をベンチから見守った。試合はセットプレーから失点を喫し、0-1で今大会初黒星。すでにグループリーグ突破を決めていることもあり、小久保は悔しさを噛みしめながら「チームの力になりたかった。勝てなかったが、次につながる敗北だったとみんなで話した。次に切り替えてカタール戦に臨めたら」と前を向いた。

 韓国に敗れたことで、B組2位で準々決勝へ。対するは開催国のカタールだ。「完全アウェーのなかで自分たちとしてはプレッシャー。だけど、そこは楽しみつつ開催国の相手を倒して優勝(を目指す)というところは最高のシチュエーションなのかなと思うので、楽しんでいきたい」(小久保)。韓国戦で出場がなかったことで体力は満タン。「今日明日というところでコンディションはいい状態に向かっていける」と力を込めた。

 今大会で上位3か国に入れば、パリオリンピック出場が決定。グループリーグを終え、いよいよ一発勝負の戦いが始まる。小久保は「チーム一丸となって戦わなければ勝てない試合になってくる。一人ひとりが気を抜かずに引き締まって勝利に向かっていきたい」と冷静だ。「中2日でしっかりと監督にプレーを見せて、次の試合に最高のパフォーマンスでプレーできたら」と活躍を誓っていた。

(取材・文 石川祐介)


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Source: サッカー日本代表

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