開催国カタールに驕りなし…バレ監督「日本は強いチームだ」A代表デビュー済みFWの復帰も示唆

U-23カタール代表のイリディオ・バレ監督
 U-23日本代表がU23アジアカップ準々決勝で対戦するU-23カタール代表が24日、試合前日の公式会見に出席した。イリディオ・バレ監督とDFムハンマド・エマド・アヤシュが出席。バレ監督は「次の日本戦に(パリ行きの)未来が懸かっている」と述べた。

 開催国カタールはグループリーグを2勝1分の首位で通過。1992年バルセロナオリンピック以来3度目の五輪出場を視野に、大一番の日本戦に臨む。

 チームを率いるポルトガル人指揮官のバレ氏は、グループリーグ首位通過も「日本は強いチームだ」と驕らない。「われわれはハードワークを武器に、しっかりとトレーニングしたことを100%出せば勝てると思っている」。日本を強国と見定めたうえで、冷静に戦いを見据えている。

 また初戦でゴールを決めた後、試合終盤に負傷していたFWアーメド・アル・ラウィの状況も報告。すでにA代表デビューを飾っているアル・ラウィは今年3月の北中米ワールドカップ予選・クウェート戦で初ゴールも記録したFWに関して、バレ監督は「怪我からのリカバーをしている」と復活を示唆。日本戦での起用をほのめかしていた。

 今大会は上位3か国がパリ五輪出場権を手にすることができる。4位の場合は5月9日にフランスで行われる大陸間プレーオフでアフリカ予選・4位のギニアと対戦。日本は8大会連続の五輪出場を目指し、25日の準々決勝に向かう。


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Source: 海外サッカー

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