関東・静岡の強豪校の1年生たちがリーグ戦で力を磨いた「2023関東ROOKIE LEAGUE」は、全日程終了後に各賞受賞者を発表した。AリーグのMVPは山梨学院高(山梨)のMF高見啓太(1年=大阪市ジュネッスFC出身)が獲得した。高見は山梨学院の10番を背負い、正確なパスやハードワークなど攻守両面でチームの初優勝と「MIZUNO CHAMPIONSHIP」(12月)初出場に貢献。その高見が、「2023関東Rookie League」の感想や今後への意気込みを語った。
―MVPの感想を教えて下さい。
「素直に嬉しいです」
―どの点を評価されたと思う?
「自分はそんなに能力のある選手ではないので、ビルドアップでの繋ぎの部分や、守備での貢献度などを評価してもらえたと思います」
―関東のMVPとして、今後も注目される。
「そこはしっかりと意識して、山梨学院を代表して行けるような選手になっていきたいですし、日本を代表する選手になっていきたいです」
―意識も高まった。
「意識も高くなって、サッカーへの思いもまたより一層高くなると思います」
―改めて、リーグ戦を通して、自分のプレーが出せたところを教えてください。
「自分はビルドアップの部分や、守備でのハードワークや、ラストパスや、スルーパスの部分でチームに貢献できたかなと思います」
―特に記憶に残った試合とその理由を教えてください。
「最初の集中開催の西武台戦(2-1)と矢板(中央)戦(2-0)は自分の特長を発揮できたんじゃないかと思います」
―リーグ戦で感じた個人の課題は?
「自分はまだまだ足元のところで課題があって、ロングキックの精度やゴールを決めれる選手になることが課題だと思います」
―同様にチームの課題となったことは?
「練習では常にビルドアップの練習をしていて、でも試合になると相手の強度も高くなって、緊張もあって、上手く行かないところがあったので、練習で詰めて、公式戦でも出せるようにしていきたいです」
―自分のプレーで見て欲しいところ、他の選手に負けたくないところは?
「守備のハードワークの部分や、ラストパスの部分や、ビルドアップの部分は見て欲しいです」
―高校3年間と将来の目標は?
「まずはトップチームに帯同して、今年から選手権に出れるように頑張っていきたい。高校3年間の目標は選手権で優勝することです。将来は大学に進学して、プロになりたいです」
―憧れの選手と、憧れている理由も教えてください。
「オランダ代表のフレンキー・デヨング選手でターンや足元の技術が高くて、スルーパスやロングパスなども上手くて、とても自分のプレーに似ているので、参考にしています」
―今年の山梨学院の1年生チームはどのようなチーム?
「1年生チーム、非常に元気で明るくて楽しかったですし、良い半年でした」
―全国ルーキー(「MIZUNO CHAMPIONSHIP」)へ向けて。
「優勝を目指してやるのは間違いないですし、結果だけじゃなくて、内容にもこだわっていきたいと思います」
(取材・文 吉田太郎)
Source: 大学高校サッカー
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