パリSGは13日、イタリア代表MFマルコ・ベッラッティ(30)がアルアラビ(カタール1部)に移籍することを発表した。移籍専門記者のファブリツィオ・ロマーノ氏によると、移籍金は4500万ユーロ(約71億円)とみられる。
ベッラッティは地元クラブであるペスカーラのユースで育ち、2008年に16歳でトップチームデビュー。19歳だった2012年夏にパリSGと契約した。11年間でクラブ歴代2位となる通算416試合に出場。9度のリーグアン優勝など、計30のタイトル獲得に貢献した。
また、イタリア代表として2012年8月にデビュー。国際Aマッチ通算55試合に出場し、2021年のEURO2020制覇などを経験している。
今季はルイス・エンリケ新監督の下で構想外となり、開幕からベンチ外が続いていた。
ベッラッティはクラブ公式サイトを通じ、「パリSGで10年以上プレーし、多くの偉大な選手たちと肩を並べ、30ものトロフィーを獲得できたことをとても誇りに思う。パリ、クラブ、そしてファンは、自分の心の中で常に特別な位置を占めている。僕は永遠にパリジャンだ」とコメントしている。
ナーセル・アル・ヘライフィー会長は「マルコは、私たちの偉大なクラブ史において非常に大きな役割を果たしてきました」と称え、「パリSGに関わる全ての人を代表して、マルコと彼の家族に心から感謝します。彼の新たな冒険が成功することを祈っています」とエールを送った。
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Source: 海外サッカー
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