すでに今季限りでの退団が発表されている――。UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)の決勝まで辿り着いたドルトムントのMFマルコ・ロイスは「言葉では言い表せないよ」と喜びを語った。
現役選手ながらも、すでにクラブのレジェンドの一人だ。下部組織で育ったロイスは、ロート・バイス・アーレンでプロデビューを果たし、ボルシアMGを経て、12-13シーズンにドルトムントに復帰した。クラブ通算424試合168得点128アシストを記録し、2度のDFBポカール制覇に貢献。“クラブの顔”として長年プレーしてきたが、3日に今季限りでの退団が発表された。
7日に開催された欧州CL準決勝第2戦パリSG戦で、ベンチスタートとなったロイスに出番が巡ってきたのは1-0とリードして迎えた後半11分だった。逆転を狙うパリSGに押し込まれる時間帯が続きながらも、粘り強く守り抜いたチームは1-0の勝利。2試合合計2-0として12-13シーズン以来、11季ぶりの決勝へと駒を進めた。
11年前、バイエルンと対戦した決勝で先発出場を果たしていたロイス。『UEFA.com』によると、パリSGを下しての決勝進出に「信じられないよ」と語っている。
「言葉では言い表せないよ。10年以上の時を経て、再びボルシアと決勝に進むことができた。ウスマン(・デンベレ)とアクラフ(・ハキミ)が驚異的なペースをもたらし、僕たちは苦しんだ。どうやって勝ったのか、明日になれば誰にも分からないし、ポスト直撃のシュートも明日には問題ではない。重要なのはボルシア・ドルトムントが再び決勝に進出したことだ。誰もこんなことは予想していなかった。信じられないよ」
なお、決勝は6月1日に開催され、レアル・マドリー対バイエルンの勝者と対戦する。
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Source: 海外サッカー
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