イングランド、11歳以下の全試合で“ヘディング禁止ルール”の採用を決定…来季から段階的に導入

イングランドFAが発表
 イングランドサッカー協会(FA)は17日、来季から国内の11歳以下の試合で意図的なヘディングを禁止するルールを段階的に導入すると発表した。

 イングランドでは22-23シーズンより、12歳以下の試合で同ルールを試験的に導入していた。これは子どもの頭や脳に及ぼす危険性を懸念したもので、FAによれば約1万6000チーム、10万人以上の選手がこのトライアルに参加したという。FAはフィードバックを集めながら、11歳以下のすべての試合で正式に導入することを決定したとしている。

 24-25シーズンはU-7からU-9世代の全試合で意図的なヘディングが禁止となり、25-26シーズンはU-10世代に拡大。26-27シーズン以降はU-11世代も対象となる。小学校から中学校に進む直前のU-12世代からヘディングが許可される。

 なお、対象年代の試合で意図的なヘディングが行われた場合、その地点から相手チームの間接フリーキックで再開となる。自陣のペナルティエリア内だった場合は最も近いタッチライン上からの間接FKとなる。意図的なヘディングを繰り返した場合、カードの対象になる可能性もあるとしている。
Source: 海外サッカー

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