ASEAN出身選手が対象…JFAがWEクラブへの支援を継続へ

ASEAN出身選手が対象…JFAがWEクラブへの支援を継続へ
 日本サッカー協会(JFA)は、ASEAN(東南アジア諸国連合)地域の女子選手を受け入れるJFA支援制度を2024-25シーズンも引き続き行っていく。23日に開催された理事会で決まった。

 同制度は、女子サッカーの発展めざましいASEAN地域出身で、WEリーグでの活躍が見込まれる選手をJFAがWEクラブに紹介・支援するもので、当該選手の強化育成およびWEリーグの国際化に寄与することを目的としている。

 JFAは、WEクラブがASEAN地域出身選手とプロ契約(年俸270万円以上)を締結し、クラブへの登録完了後、補助金交付の申請に基づき審査を実施。新規契約選手1人につき、報酬やビザ取得費、住居費などの補助金対象経費の合計額(上限300万円)を交付する。同制度で申請できる新規契約選手は全体で上限2人。なお、今季からの契約更新選手については上限100万円を交付し、こちらは各クラブ、複数選手の申請が可能となっている。

 対象となるのは、インドネシア、カンボジア、シンガポール、タイ、フィリピン、ブルネイ、ベトナム、マレーシア、ミャンマー、ラオスの国籍を有している選手で、代表(アンダーカテゴリーも含む)として出場実績があり、WEリーグで活躍できるポテンシャルがあること、日本での生活に適応できることが認められなければならない。

 今後のスケジュールとしては、5月下旬にASEAN地域の各協会から推薦選手が提出され、6月上旬にJFAがWEクラブに情報を展開し、オンライン面接、契約締結を経て、6月中旬以降にクラブへ合流。また、WEクラブ自ら獲得した選手でも支援対象の要件を満たせば同制度を受けられるという。
Source: 国内リーグ

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