日本代表MF堂安律(フライブルク)が結婚発表翌日に報道陣の取材に応え、「より一層、男としてかっこよくなっていきたい」と今後の意気込みを口にした。
堂安は2日に自身のSNSを通じ、交際していた一般女性との結婚を発表した。翌3日に日本代表の練習を終えると、取材陣の前に登場。「サッカーの質問でお願いします」と言いつつ、結婚についての質問にも笑顔で答えた。
入籍は1月に行ったというが、ここまで公表していなかった。
「アジアカップのこともあったし、集中したいということで。自分が良くないときに発表して、女性のほうに(批判が)行くとかわいそうなので。そこはシーズンが終わってから発表しようと、ちょっと遅れましたけどしました」
結婚発表後にDF長友佑都がSNSを更新。堂安も含めた日本代表メンバーとの食事会の様子を画像で伝えていたが、その会で堂安は結婚について知らせなかったという。「僕の(結婚お祝い)会みたいになってるじゃないですか。実はあのとき誰も知らなかったです」。南野拓実、板倉滉ら数人のみには伝達しており、発表数時間前に初めて長友に伝えた。「佑都くんに遅えよって怒られました(笑)」(堂安)。
1月の入籍時にはプロポーズもしていなかったという。「色々順番が逆になっていた。ちゃんと終わらせてから発表しようと思った」と発表のタイミングについて理由を明かした。
日本代表はすでに北中米ワールドカップのアジア2次予選は突破が決まっている。しかし、堂安は今回のミャンマー戦、シリア戦を消化試合にはしないつもりだ。「アジアカップで引いた相手に自分たちがあまりよくできなかった課題があるなかで、間違いなくこの2試合は最終予選で大事になってくる。自分たちがやりたいことをベースに、しっかりトライしたい」と力を込めた。
消化試合の空気など代表には漂わせない。堂安は「緊張感を自分が先頭に立って出していけたら」とチームをけん引する覚悟をのぞかせた。
(取材・文 石川祐介)
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Source: サッカー日本代表
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