今年7月27日に行われるヴィッセル神戸との国際親善試合「明治安田ワールドチャレンジ」のため来日するトッテナムが、同時期にU-19日本代表とのトレーニングマッチを予定していることが分かった。25日のJリーグ理事会後、リーグ関係者が明かした。
U-19日本代表は来年春のU-20W杯出場を目指すチーム。今年9月にU-20W杯1次予選にあたるAFC U20アジア杯予選を控える中、もともと7月に国内でのトレーニングキャンプを予定しており、その一環でトッテナムのトップチームと非公式のトレーニングマッチを行うことが決まったという。
トッテナム側にも「快く快諾いただいた」とJリーグ関係者。アンジェ・ポステコグルー監督率いるチームはプレシーズンに複数の国際親善試合を控えることもあり、U-19日本代表とのトレーニングマッチをコンディション調整に活用する姿勢だ。
U-19日本代表においては今年1月、すでにトップチームで主力に定着しているDF市原吏音(大宮)ら5選手がトレーニングパートナーとしてA代表のアジア杯に帯同し、日々のトレーニングを共に行っていた。今回のトッテナムとの交流試合は、またしても世界トップレベルの基準を体感できる貴重な機会となりそうだ。
またトッテナムは今回の日本ツアーに際し、U-15世代のアカデミーチームも共に来日。Jリーグ関係者によると、欧州のクラブを招聘するにあたり、アカデミーチームの帯同を条件の一つにオファーしていたという。そのため「Jリーグインターナショナルシリーズ2024 powered by docomo」(浦和、横浜FMと対戦)で来日するニューカッスルも同様にアカデミーチームが帯同するという。
Jリーグ側はプレミアリーグ強豪アカデミーの来日に向け、Jクラブの育成組織から同世代の“Jユース選抜”を編成し、親善試合を組む予定。トップチーム同士の対戦に大きな注目が集まる欧州クラブの日本ツアーだが、Jリーグは日本サッカー協会(JFA)とも協働しながら将来への投資を進めていく構えだ。
(取材・文 竹内達也)
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