PK失敗から怒涛の4発! ブラジルがパラグアイ相手にゴールラッシュで今大会初白星

ブラジルがパラグアイを相手にゴールラッシュ
[6.29 コパ・アメリカGL第2節 パラグアイ 1-4 ブラジル ラスベガス]

 コパ・アメリカ2024のグループD第2節が29日に行われ、ブラジル代表はパラグアイ代表に4-1で大勝した。第3節は7月3日に開催され、2位ブラジルは開幕2連勝で決勝トーナメント進出を決めている首位コロンビア代表と激突。2連敗で敗退が確定した4位パラグアイは、3位コスタリカ代表と戦う。

 25日の第1節コスタリカ戦で相手の守備に苦戦し、スコアレスドローに終わったブラジル。今大会初勝利を目指す中、前半30分にMFルーカス・パケタのシュートがボックス内にいたMFアドリアン クーバスのハンドを誘い、PKを獲得する。

 前半31分、自らキッカーを担当したパケタがGKロドリゴ・モリニゴと駆け引きをしながら左足でゴール右を狙うも、枠を外してしまった。

 しかし、エースがこの嫌な流れを断ち切る。前半35分、左サイドのFWビニシウス・ジュニオールがFWロドリゴ・ゴエスに預けてペナルティエリア中央へランニング。MFブルーノ・ギマランイスを経由してパケタが股抜きのワンタッチパスを出すと、受けたビニシウスがDFファビアン・バルブエナやGKモリニゴの守備をかい潜り、右足で先制ゴールを挙げた。

 さらに前半43分、ロドリゴがペナルティエリア左での仕掛けから左足でシュート。GKモリニゴに止められてファーへこぼれたボールをMFサビオが左足で蹴り込み、追加点を記録した。

 前半アディショナルタイム5分には裏へのパスにロドリゴが走り込む。DFオマル・アルデレーテに体を入れられてボールを奪われるが、クリアを試みたアルデレーテにビニシウスが詰めており、ブロックする形でゴールに押し込んだ。

 0-3で折り返したパラグアイは後半3分に1点を返す。アルデレーテがペナルティエリア後方やや右で相手のクリアボールに反応し、胸トラップから左足でミドルシュート。見事にゴール右下に突き刺した。

 だが、ブラジルの勢いは止まらない。後半18分、サビオのシュートがボックス内のMFマティアス・ビジャサンティの手に当たり、またしてもPKのチャンスを得た。

 後半20分、再びキッカーを務めたパケタは、前半と同じくGKモリニゴを見ながら助走をつけ、左足でゴール右へシュート。今度は相手の逆を取ってネットを揺らし、リードを広げた。

 後半36分にパラグアイが退場者を出すと、ブラジルはそのまま4-1で逃げ切り、今大会初勝利。最終節ではグループリーグ突破を懸け、首位コロンビアと対決する。


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Source: 海外サッカー

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