日本代表DF伊藤洋輝がバイエルン入団会見、ポジション争いに意欲「逆に楽しみたい気持ち」

DF伊藤洋輝
 日本代表のDF伊藤洋輝が16日、新天地のバイエルンで入団会見に出席した。欧州強豪クラブで熾烈なポジション争いを繰り広げることが見込まれるが、伊藤は「逆に楽しみたい気持ち」と抱負を語った。

 伊藤はシュツットガルトでの3シーズンを経て6月にバイエルンへの完全移籍が決定。「シュツットガルトでの3年間があったからこそ、バイエルンという世界の中でも有数のビッグクラブに挑戦する機会を得られたと思う」と古巣への感謝を示した。

 前日には新天地で最初のトレーニングを行った。伊藤によればピッチ内だけでなくロッカールームでもチームメイトから声をかけてもらったという。また「FWセルジュ・ニャブリが日本食レストランを教えてくれた」ことも明かし、「初日から温かく迎えてくれた」と振り返った。

 チームへの適応に関しては、現地記者からムードメイカーとして知られるFWトーマス・ミュラーの印象も問われた。伊藤は「まだお会いしていない」としつつ、インスタグラムでフォローしてもらったことを挙げながら「優しそうな方だなという印象を持っているので、会うのが楽しみ」と話した。

 バイエルンの雰囲気は良好のようだが、その一方で試合に出場するためにはチーム内の激しい競争を勝ち抜く必要がある。それでも伊藤は「ライバルがいるのは個人としてもチームとしても素晴らしいと思う」と定位置争いを歓迎。自身の武器としてユーティリティ性や配球力を挙げ、「自分の良さを発揮できると思う」とサッカー面での適応にも自信を示している。


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Source: 海外サッカー

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