ACL得点王FWラヒミ、パリ五輪でも脅威の6戦8発…モロッコがエジプトに圧勝してパリ五輪銅メダル

　パリオリンピックは8日、男子サッカーの3位決定戦・モロッコ対エジプトを開催した。モロッコはFWソフィアン・ラヒミが史上初の6試合連続ゴールを記録するなどし、6-0で勝利して銅メダルを獲得した。

　モロッコは前半23分にFWアブデ・エザルズリのゴールで先制すると、3分後にはラヒミが追加点。『モロッコ・ワールド・ニュース』などによれば五輪史上初の6試合連続ゴールとなった。前半は2-0で終了した。

　後半はモロッコのゴールラッシュとなり、ラヒミのこの試合2点目のほかMFビラル・エルカンヌスとDFアクラム・ナカシュも得点し、5-0とする。締めくくりはDFアクラフ・ハキミがロングレンジのFKを直接蹴り込み、6-0でパリ五輪を締めくくった。

　モロッコは史上初のメダル獲得。ラヒミは全試合でゴールを奪って今大会8得点となり、決勝の結果を待つ形になるが得点王の受賞が濃厚となった。2023-24AFCチャンピオンズリーグでは決勝で横浜F・マリノスから2得点を奪うなど、13ゴールで得点王に輝いたストライカーが大舞台で存在感を遺憾なく発揮した。

以下、パリ五輪男子サッカー得点ランキング

1位:8得点
ソフィアン・ラヒミ(モロッコ)

2位:4得点
フェルミン・ロペス(スペイン)
ジャン・フィリップ・マテタ(フランス)

4位:3得点
マルセロ・フェルナンデス(パラグアイ)
イブラヒム・アデル(エジプト)