今夏大型補強のA・マドリー、アルバレスら3選手が開幕デビュー! ドロー発進もシメオネ監督「みんな期待通りだ」

DFロビン・ル・ノルマン、FWアレクサンデル・セルロート、FWフリアン・アルバレス(写真左から)
[8.19 ラ・リーガ第1節 ビジャレアル 2-2 A・マドリー]

 今夏の移籍市場で大型補強を敢行したアトレティコ・マドリーのラ・リーガ開幕戦は、敵地でビジャレアルと2-2の引き分けに終わった。試合後、ディエゴ・シメオネ監督は新天地デビューを飾った3選手に言及しつつ、「まだアウェーでの初戦だ。前向きな点は維持しつつ、個人面では改善したい」と語った。

 A・マドリーは19日、敵地でビジャレアルと対戦。ソシエダから加入のDFロビン・ル・ノルマン、ビジャレアルから加入のFWアレクサンデル・セルロートがさっそく先発デビューを果たし、コパ・アメリカとパリ五輪参加のため合流が遅れたFWフリアン・アルバレス(←マンチェスター・C)もベンチに控えた。

 試合は前半18分、CB起用のDFアクセル・ビツェルがFWアルノー・ダンジュマにドリブルで振り回され、個人対応で失点する苦しい立ち上がり。それでも直後の同20分、右サイドの巧みなパスワークからMFマルコス・ジョレンテが強烈なシュートを叩き込み、同点に追いついた。

 前半37分にはまたもビツェルの対応ミスからオウンゴールで失点したが、同アディショナルタイム5分に同点。なかなか攻撃の組み立てに関わることができていなかったセルロートが195cmの長身を活かし、MFパブロ・バリオスからのクロスをヘディングで叩き込んだ。

 ところが後半開始時、シメオネ監督はセルロートに代わってFWアンヘル・コレアを投入。その後は攻撃の組み立てには安定感が出たが、MFサムエウ・リーノの突破が不発に終わるなど、得点を重ねられなかった。J・アルバレスも同33分に途中出場したが、目立ったチャンスはなし。2-2のまま試合を終えた。

 試合後、シメオネ監督はセルロートの交代について「ゴールが決まるまではあまりプレーに関わることができていなかったため、コレアのようにもっとプレーに関われる選手が必要だった」と指摘。「彼は得点というやるべきことをやったが、別の部分では成長してもらう必要がある」とフィニッシュ以外でのレベルアップを求めた。

 またセルロート、ル・ノルマン、J・アルバレスの3選手については「みんな期待通りだった」と評価。「ル・ノルマンは真面目で激しいディフェンダーだし、セルロートはゴールに近づいている。フリアンはシステムに慣れてきているし、彼が持っているものをより強化できるよう期待している」と伝えている。


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Source: 海外サッカー

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