2024-25シーズンの初戦で迎える“埼玉ダービー”に火花を散らした。WEリーグは26日にキックオフカンファレンスを開催。9月15日に行われる開幕カード・大宮アルディージャVENTUS対ちふれASエルフェン埼玉の代表選手がそれぞれ登壇し、意気込みを語った。
大宮Vからは今季より副キャプテンに就任したMF林みのりがキックオフカンファレンスに出席。EL埼玉からは昨季より主将を務めるMF吉田莉胡が参加した。
同じ埼玉県内に本拠地を置く大宮VとEL埼玉。登壇時には、映画『翔んで埼玉』で話題となった“埼玉ポーズ”を決めて会場を和ませた2人だが、ダービーの話題となれば、それはまた別の話だ。
大宮Vの林は「ちふれは守備がすごく堅く、粘り強く戦って少ないチャンスをものにする印象がある」と昨季ダブルを喫したライバルを警戒。ダービーでは「誇りと責任をもって、しっかり勝ちにいく」と雪辱を誓った。
EL埼玉の吉田は「大宮は(昨季から)メンバーが大きく変わり、戦い方も変わってくると思う」と分析。「どの試合も大事だが、(ダービーは)他とは違う緊張感や楽しさがある。埼玉のチームには負けられないので、勝てるように頑張りたい」と闘志を燃やした。
そんな吉田は今季開幕を前に、「昨シーズン成し遂げられなかった二桁ゴール」を目標に掲げた。2シーズン目となったキャプテンには「あまり気負いせず、自分のプレーに集中し、その中でもチームを鼓舞してリーダーシップをもっと発揮していきたい」と決意を語った。
林は「5ゴール5アシスト」と明確な数字を口に。「副キャプテンという立場をもらったが、やることは変わらない。1試合、1試合を通して、一皮も二皮もむけていけたら」と飛躍のシーズンにしていくつもりだ。
(取材・文 成田敏彬)
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Source: 国内リーグ
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