ニューカッスルのエディ・ハウ監督は27日、賭博違反による10か月出場停止処分が明けるMFサンドロ・トナーリについて、28日のカラバオカップ2回戦でメンバー入りさせる方針を示した。クラブ公式Xが伝えている。
トナーリは昨年10月、イタリアでの賭博違反によって18か月の出場禁止処分が下され、うち8か月はリカバリープログラムの実施によって執行猶予されるため、10か月の処分期間を過ごしてきた。今夏に行われた日本ツアーでは来日したものの、試合には出場せずイベントやトレーニングのみ参加。それでも8月28日に処分が明け、公式戦の出場が可能となる。
『ガーディアン』によればトナーリは処分期間中、協会登録審判員が担当する練習試合にも出場できなかったという。そのためニューカッスルはコーチ陣が審判員を務める形で練習試合(バーンリー戦)を行い、復帰に向けてトナーリをテストしていたようだ。
ハウ監督は「彼は最高のフィットネスを保つため、信じられないほど懸命に取り組んできた」と振り返ると、28日のノッティンガム・フォレスト戦に向けて「今日の練習を乗り切れば間違いなくスカッドに入るだろう」とトナーリの帯同を明言した。
なお、今年1月には賭博違反で8か月間出場停止となっていたブレントフォードFWイバン・トニーが、復帰戦でゴールを記録した例もある。指揮官は「彼にとっては素晴らしい解放感になるだろう。サンドロにはサッカーを楽しんでほしい」と伝え、活躍を期待していた。
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Source: 海外サッカー
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