イングランド代表FWハリー・ケインが史上10人目となる代表通算100試合出場を果たした。
UEFAネーションズリーグ(UNL)でリーグBのグループB1に所属するイングランドは10日の第2節でフィンランドをホームに迎えた。キャプテンマークを巻いて先発出場したケインは、0-0のまま迎えた後半12分に魅せる。
DFトレント・アレクサンダー・アーノルドの縦パスを受けると、巧みなタッチで寄せてきた相手をかわしてPA内に運び、右足のシュートを豪快に突き刺して先制点を記録。さらに31分には右サイドを駆け上がったMFノニ・マドゥエケのラストパスを右足で合わせてネットを揺らし、チームを2-0の完封勝利へと導いた。
100試合出場を自らの2発で祝ったケインは「完璧な夜だったね」と試合後に振り返っている。
代表100キャップを達成しているのは、わずかに9選手。ピーター・シルトン(125試合)、ウェイン・ルーニー(120)、デビッド・ベッカム(115)、スティーブン・ジェラード(114)、ボビー・ムーア(108)、アシュリー・コール(107)、ボビー・チャールトン(106)、フランク・ランパード(106)、ビリー・ライト(105)だけだ。
ケインは「リストを見れば、偉大な選手たちのリストだということが分かる。引退したら、きっとこの事を大きな誇りを持って振り返ることになるだろう」と語っている。
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Source: 海外サッカー
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