[9.12 国際ユースサッカーin新潟第1節 U-17日本代表 3-0 U-17ペルー代表 新発田市五十公野公園陸上競技場]
代表デビュー戦で初ゴールを決めた。U-17日本代表MF田中希和(FC東京U-18)が、2-0の後半19分に追加点。右SB千田遼(岡山U-18)の右クロスを巧みにトラップして抜け出し、右足シュートをゴールへ流し込んだ。
「いい形でボールが来たんで。トラップはもう得意なんで、そこはしっかりすることができました。結果を出せて良かった」と田中。交代出場からわずか1分後のゴールを素直に喜んだ一方、「その他のプレーでちょっと納得いかない部分があった。そこをしっかり改善して、また結果を出していきたい」と誓っていた。
この日は得意とするドリブルで、相手に引っかかってしまうようなシーンや詰まってしまうシーンが増えてしまった。U-17ペルー代表の寄せの速さを実感。「判断をもうちょい早めていかないと、南米のチームには食われちゃう」ことを学んだ。次戦はU-17アメリカ代表戦(14日)。年代別日本代表初選出のMFは、ペルー戦の経験を次の結果に繋げる意気込みだ。
「(FC東京U-18のチームメートが)みんな選ばれてる中で自分、今回初なんで、まずしっかりここでアピールして、入り続けて、もっと上に上がっていきたい。結果を出さなきゃ本当に勝ち上がっていけないし、自分も出れないんで、本当結果っていうところは大事にしたい」
プレミアリーグEASTでは最近6試合で3ゴール。夏の日本クラブユース選手権(U-18)大会でも3戦2発と結果を残して代表入りを果たした。トラップやシュートの技術力に自信を持つ田中は、結果へのこだわりが強い。「(「国際ユースサッカーin新潟」の残り2試合は)ゴール前でもっともっとPAへ侵入したい。(得点も、チャンスメークも)自分の仕事だと思うんですけど、そこの回数をもっと増やしたい」。ライバルたち以上の結果を残し、今回の代表活動を終える。
(取材・文 吉田太郎)
Source: サッカー日本代表
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