オーストラリアサッカー協会(豪FA)は23日、オーストラリア代表の新監督がトニー・ポポビッチ氏に決まったことを発表した。契約期間は北中米ワールドカップの終了まで。同代表は来月の北中米W杯アジア最終予選で日本代表と対戦する。
豪FAは今月19日にグラハム・アーノルド監督が辞任したことを発表した。アジア最終予選の開幕2試合を1分1敗で終える中での監督交代となり、10月から新体制で臨む方針を示していた。
オーストラリア出身のポポビッチ監督は現役時代にサンフレチェ広島でもプレー。森保一日本代表監督とともに選手としてチームメイトだった。現役引退後はクリスタル・パレスでコーチに就任したほか、母国のほかトルコやギリシャでも監督を務めた。また2023-24シーズンまではメルボルン・ビクトリーを指揮。監督としてAFCチャンピオンズリーグ(ACL)を優勝したほか、昨季はチャンピオンシップ決勝で敗れたもののAリーグ(豪1部)を2位で終えている。
ポポビッチ監督は「非常に誇らしい瞬間」とコメントし、「国際大会でのオーストラリアの成功を継続させる」と意気込んだ。オーストラリアは10月10日にホームで中国と、同15日に埼玉スタジアム2002で日本と対戦する。
7番が森保一氏、18番がトニー・ポポビッチ氏
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Source: 海外サッカー
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