関東大学サッカーリーグ1部は25日に第12節延期分の1試合を行い、明治大が桐蔭横浜大と1-1で引き分けた。勝ち点32で首位の筑波大に並ぶと、得失点差で上回ることで首位に浮上した。
引き分け以上で首位に立てることは分かっていた。しかし“最低限”で得た結果に栗田大輔監督は「非常に残念な内容でがっかりしました。一つひとつのプレーに躍動感がない。見ている側からしたら何も伝わらないゲームだった」と厳しい表情で話した。
先制点は明大が決めた。前半26分、カウンターからスルーパスでエリア内に入ったMF中村草太(4年=前橋育英高/広島内定)のクロスにファーサイドから走り込んだMF林晴己(3年=高川学園高)が合わせる。最初のシュートはGK西澤翼(4年=磐田ユース/磐田内定)に防がれたが、跳ね返りを林が押し込んでスコアを動かした。
しかし桐蔭大はすぐさま同点に追いついた。前半32分、左サイドで仕掛けたMF関富貫太(1年=柏U-18)が出した横パスをMF永井大士(3年=聖和学園高)がワンタッチで叩く。これに反応したMF落合遥斗(4年=桐生一高)が倒れ込みながら蹴り込んだ。
この日で未消化だった試合はすべて消化。全チームの消化試合数が同じとなった。14節を終えて勝ち点32の明大が首位。同勝ち点の2位で筑波大が続き、同23の3位で東京国際大、同22で4位の中央大、同21で5位の東洋大が続く展開となっている
第15節は28日と29日に行われる。
(9月25日)
[明治大学八幡山グラウンド]
明治大 1-1 桐蔭横浜大
[明]林晴己(26分)
[桐]落合遥斗(32分)
●第98回関東大学リーグ特集
Source: 大学高校サッカー
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