プレミアリーグに今秋導入予定の半自動オフサイドテクノロジー、運用開始が年明けまで遅れる可能性

導入開始の遅延が懸念されている
 プレミアリーグが今秋からの導入を予定していた半自動オフサイドテクノロジー(SAOT)について、準備が間に合わず年明けからの運用開始になる可能性が報じられている。『ESPN』などが伝えた。

 SAOTは屋根に設置された10台の専用カメラが各選手から29の部位をトラッキングし、オフサイドポジションかを自動で識別するもの。VARのオフサイドチェックに要する時間が平均31秒短縮化されるほか、人間がオフサイドラインの対象部位を指定する現行テクノロジーと比較して精度が高いものとされている。プレミアリーグはこのテクノロジーについて、各スタジアムで判定精度を確認するために今季の開幕からではなく今秋の国際Aマッチウィーク明け後から導入する予定としていた。

 ところが26日の総会で報告された最新情報によれば、まだ準備が整っていないことが明らかになったという。年明けの導入となる可能性もあり、シーズンが佳境に差し掛かる段階から新たなテクノロジーを導入するとなればクラブから公平性を指摘する意見が出る懸念も生じている。

 なおSAOTはUEFAチャンピオンズリーグやセリエAなどですでに導入されている。


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Source: 海外サッカー

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