[9.30 J1第29節 鳥栖 3-2 京都 駅スタ]
J1第29節が30日に行われ、15位サガン鳥栖はホームで13位京都サンガF.C.に3-2で勝利した。先制した後に一度ゲームをひっくり返されたが、終了間際の2ゴールで逆転。ドラマチックな展開で9試合ぶりの白星をつかんだ。京都は3戦ぶりの黒星。2連勝とはならなかった。
鳥栖がスコアを動かしたのは前半9分。左サイドからMF堀米勇輝、MF長沼洋一を経由し、ペナルティエリア手前左のFW小野裕二が右足で巻いたシュートを放つと、見事にゴール右上に決まった。
小野は11試合ぶりとなる今季8得点目をマーク。対する京都は前半32分に追い付く。ゴールキックの流れからMF松田天馬がFW原大智につなぐと、ペナルティエリア左に進入した原が左足で豪快にニアを打ち抜き、今季5ゴール目を挙げた。
後半15分には左サイドの原が左足でクロスを供給。FW豊川雄太がヘディングでゴール左に押し込み、2戦連発となる今季7点目で2-1とした。
さらに後半17分、右サイドのDF福田心之助が中央へ送った流れから松田がネットを揺らす。しかし、VARによるチェックの結果、松田のトラップ時にハンドがあったとして得点は取り消された。
そのまま京都がリードして終盤を迎えると、後半アディショナルタイム5分にDFアピアタウィア久が一発退場。ファウルを取られた後、中指を立てるようなジェスチャーをしたことがVARで確認された。
数的優位に立った鳥栖は後半アディショナルタイム9分、ペナルティエリア左のMF河原創からのクロスをDF原田亘が頭でねじ込み、土壇場でゲームを振り出しに戻す。
後半アディショナルタイム11分にはFW横山歩夢が左サイドから右足でクロスを供給。DFファン・ソッコのヘディングシュートが右ポストに当たって決まり、3-2と劇的な逆転勝利を飾った。
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Source: 国内リーグ
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