リーグ・ドゥ(フランス2部)のマルティーグは11日、今季一時的なホームスタジアムとしていたスタッド・ベロドロームの使用を取りやめ、本来の本拠地から450km以上離れたスタッド・ジャン・ラビルを使用することを発表した。財政的な理由だという。
マルティーグは22年ぶりに2部復帰を果たした今季、ホームスタジアムのスタッド・フランシス・トゥルカンを2部の基準に適合させるため改修工事を実施している。そのため工事が終わるまで、車で40分ほど離れたスタッド・ベロドロームをホームスタジアムとして一時的に使用していた。ただパリオリンピックでも使用された同会場は使用料が高く、経営面で懸念が生じていたという。
そうした中、クラブは次節からスタッド・フランシス・トゥルカンが使用可能となるまで、本来の本拠地から車で5時間ほどかかるスタッド・ジャン・ラビルの使用を決定。当初は45kmほど離れている会場を代替地としていたところ、さらに10倍以上離れたスタジアムで試合を行うことになった。
クラブはこの発表に併せて、スタッド・ジャン・ラビルでの試合分についてシーズンチケット料金から払い戻しを行うことも決定。「2025年1月11日に行うクレルモン戦で、フランシス・トゥルカン・スタジアムでお会いできることを楽しみにしています」と綴り、サポーターに理解を求めている。
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Source: 海外サッカー
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