北中米ワールドカップアジア最終予選第4戦・オーストラリア戦(15日・埼玉)に臨む日本代表が13日、試合会場の埼玉スタジアム2002でトレーニングを行った。通常、試合2日前はサブグラウンドでの調整を行うが、今回は異例のスタジアム入り。冒頭約30分間が報道陣に公開され、前日別調整だったMF三笘薫とFW上田綺世も含む27人全員がボール回しや5対5のポゼッション練習などで調整した。
10月シリーズを戦う日本代表は、10日に最終予選第3戦・サウジアラビア戦(○2-0)を終えた後、翌11日未明にチャーター機でジッダを出発。同日深夜に日本に帰国し、12日は千葉市内で再始動していた。12日は三笘と上田が室内で個別調整、サウジアラビア戦の先発メンバーらはリカバリー調整にとどめていたが、埼玉入りした13日からは全員が公開部分に完全合流した。
今回の活動では試合2日前から埼スタでのトレーニングがスタート。スタジアム側の協力に加え、対戦相手のオーストラリアとの練習会場の兼ね合いもあり、本番ムードでのスタジアム練習が実現したという。14日の公式練習も埼スタで予定されており、選手たちはよりピッチ状態に順応した上で試合に臨むことができそうだ。
オーストラリア戦は15日午後7時35分キックオフ。日本は勝ち点9の首位、オーストラリアは同4の2位とすでに大きな勝ち点差がついている中、ホームで勝ってさらに差を広げていきたいところだ。
円陣で練習開始
ボール回しでウォーミングアップ
5対5のポゼッション練習も一部公開
(取材・文 竹内達也)
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Source: サッカー日本代表
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