インドネシアサッカー協会(PSSI)は今月10日の北中米W杯アジア最終予選・バーレーン戦の判定に関して、アジアサッカー連盟(AFC)と国際サッカー連盟(FIFA)に意見書を提出したようだ。地元メディア『アンタラ』などが伝えている。
インドネシアはバーレーン戦で最終盤まで2-1とリードしていたが、後半45+8分40秒に痛恨の失点。土壇場で勝利を逃し、3戦連続ドローに終わった。ただ予定されていたアディショナルタイムが6分だったため、インドネシアのファンを中心にアハメド・アルカフ主審(オマーン)の時間計測を疑問視する意見がSNS上に殺到した。AFC公式インスタグラムの試合結果を伝える投稿には14日の時点で27万件以上のコメントが送られており、そのほとんどがAFCや審判団を批判するものとなっている。この事案については「90+6=99」という文章が合言葉のように扱われ、批判の熱を高めている。
そうした中、PSSIの幹部はマッチコミッショナーを通じてAFCに抗議文を提出したことを公表した。AFC側からは抗議文が届いていないという主張もあるようだが、「困惑している」としながら文書は提出済みだと強調した。またFIFAに対しても「1つ目はアディショナルタイム。2つ目は(バーレーン戦で)なぜ中東の審判員なのか」と2点を問う文書を提出したようだ。同幹部は「我々の抗議にノーと言わず、AFCが対応してくれることを願っている」と伝えている。
なおSNS上ではFKの準備で長時間試合が停止していたことを指摘し、試合時間の延長は適切な判断だったとする意見も出ている。
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Source: 海外サッカー
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