初戦でU-16ネパール代表に圧勝したU-16日本代表は中1日で迎える25日、U-16モンゴル代表と対戦する。
サッカー王国が誇る左のスピードスター、MF針生涼太(清水ユース)はこの試合に向けて静かに燃えていた。
「代表でも点を獲って日本を勝たせる選手になりたい」
そう語る男は「裏のスペースを使いたいので、どんどんアクションしていければいい」とイメージを膨らませる。
代表でのプレーについては「監督が自分の特長を活かした使い方をしてくれているので、やりやすい」という感覚もあるようで、自信ものぞかせた。
「スピードが武器。ディフェンスラインからボールを持ったとき、一気に裏へ抜けられる」(針生)
U-16代表で結果を出し、さらに上の代表も狙っていく。A代表の試合もよく観ているそうで、やはり自分と同じサイドの選手のプレーをよく観ていると言う。
「誰がというより、日本代表のサイドの選手のハードワーク、アクションとかは全部凄くて、世界の中でもサイドの運動量が多いチームだと思う。日本のサイドは世界で活躍している選手が多いし、自分もそうなりたい」(針生)
同じ“日本代表”としてハードワークとアクションを発揮しつつ、自慢のスピードで相手を切り裂き、ゴールを狙っていく。
(取材・文 川端暁彦)
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Source: サッカー日本代表
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