[10.27 J2第36節 横浜FC 2-4 岡山 ニッパツ]
勝てばJ1昇格というハードルを2試合連続で越えられなかった。横浜FCはファジアーノ岡山に2-4で敗戦。築いてきたリーグ最少失点の堅守が崩れ、今季最多となる4失点を喫した。四方田修平監督は試合後の会見で「結果としてショッキングな敗戦に終わったということで、昇格を期待して集まってくださったサポーターの皆さまに申し訳ない気持ち」と肩を落とした。
前節・ベガルタ仙台戦では3失点、そして今節は4失点で今季初の2連敗となった。前半のうちに2失点を食らうと、立て直しを図りたいハーフタイム明けの後半2分に痛恨の3失点目。その8分後に4失点目を喫した。2点目と4点目はともにセットプレーから。四方田監督は「ここまでうまくいってきたことで露呈していなかった部分もあった」とセットプレーによる失点を挙げた。
「この2試合を含めて、自分たちの悪いところがすべて出たと思っている」
それでも、積み上げた勝ち点が減ることはない。清水エスパルスがJ1昇格とともに首位に立ったが、もうひとつの自動昇格枠となる2位は、3位V・ファーレン長崎と勝ち点5差で横浜FCが位置している。今節に続き、次節の勝利で昇格が決まることに変わりはない。
指揮官は「しっかり現実を受け入れる」ことを強調。11月3日の次節は、降格が決まった栃木SCと対戦する。「残り2試合でまずは次の試合、バラバラにならずに自分たちがやれることを全力でやっていく。引き上げてきた選手にもそういう話をしたが、そこをチームでしっかりとやる。非常に長い1週間になるが、歯を食いしばってみんなでひとつになってやっていきたい」。気を取り直して、次戦を見据えていた。
(取材・文 石川祐介)
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