エル・クラシコでバルセロナ3選手が差別被害か…“ライバル”R・マドリーのビニシウスが連帯示す「心からのサポートを」

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 レアル・マドリーのFWビニシウス・ジュニオールが27日にX(@vinijr)を更新し、エル・クラシコで差別的な発言をされたとみられるバルセロナの3選手への連帯を示した。

 クラブの発表や各スペインメディアの報道によると、26日に行われたラ・リーガ第11節のR・マドリー対バルセロナで、観客席からMFラミネ・ヤマル、FWアンス・ファティ、MFラフィーニャに対するものとされる差別的な言葉が飛んだという。ホーム開催したR・マドリーは翌日にクラブ公式サイトを通じて「サッカーとスポーツにおける人種差別、外国人嫌悪、暴力を含むあらゆる行為を強く非難し、昨夜スタジアムの一角で数人のファンが発した侮辱行為を深く遺憾に思う」と声明を発表。行為者を特定して適切な処分を行う意向を示した。

 この声明に対してビニシウスは「昨日ベルナベウで起きた人種差別的な侮辱行為は遺憾だ。僕たちの社会にこのような犯罪者が入り込む余地はない」と反応している。続けて「ラミネ、アンス、ラフィーニャに心からのサポートを送る」とライバルクラブの選手へメッセージを伝えた。

 ビニシウスもこれまでラ・リーガで差別被害に遭っており、今年6月には3人の観客が8か月の禁固刑と2年間のサッカースタジアムへの入場禁止処分を下されている。昨年にはブラジル代表がビニシウスへの連帯を示すために史上初めて全身黒色のユニフォームで国際親善試合を行い、国際サッカー連盟(FIFA)からFIFAフェアプレー賞が授与された。


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Source: 海外サッカー

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