浦和は“3か月前のリード”守れず…川崎Fが再開試合起用のFW小林悠弾でドローに持ち込む

浦和は“3か月前のリード”守れず…川崎Fが再開試合起用のFW小林悠弾でドローに持ち込む
[11.22 J1第28節再開試合 浦和1-1川崎F 埼玉ス]

 J1第28節の再開試合、浦和レッズ川崎フロンターレは1-1の引き分けに終わった。

 今年の夏は異常気象による雷雨が多く襲った。サッカー界にも影響を与え、Jリーグのゲームでも中断が頻発。そしてこの試合は当初、8月24日に埼玉スタジアムで行われたが、ハーフタイムで中断、中止の決定が出ていた。

 “3か月の中断”を経て行われる再開試合は、浦和が前半23分のMF渡邊凌磨のゴールによって1点のリードを奪った状態で後半45分を戦うことになった。

 メンバーは中断している間に浦和が監督交代を行ったことでも話題を集めたが、試合メンバーは浦和がMF大久保智明に代えてMF松尾佑介を起用。対する川崎Fも怪我のFW脇坂泰斗に代えてFW小林悠を出場させた。

 特殊な状況での試合は追いかける展開の方が気持ち的に優位に立てるのだろうか。川崎Fがボールを保持して攻勢を仕掛ける。すると後半10分、DF三浦颯太がふわりと上げたクロスを小林が頭で合わせると、ループシュートがGK西川周作の頭上を越えて同点弾となってゴールネットを揺らした。

 実質的な45分マッチだが、互いに選手交代を積極的に行う。川崎Fは先制直後の後半11分に大島僚太に代えてMF河原創を投入。さらに川崎Fは同28分にマルシーニョ、同36分にFWエリソンを投入する。浦和も後半38分に一気に3枚替えを行うなど、勝ち越しゴールを奪いに行く。しかしスコアはこのまま動かず試合終了。勝ち点1ずつを分け合った。


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Source: 国内リーグ

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