FC今治は25日、MF楠美圭史(30)の契約満了を発表した。
東京Vの下部組織で育った楠美は13年にトップチーム昇格すると、15年にヴェルスパ大分に期限付き移籍し、16年に東京Vに復帰。17年から当時JFLに在籍していた今治に加入し、今季は在籍8年目を迎えていた。
楠美はクラブを通じ、以下のようにコメントしている。
「今シーズンもたくさんの声援を送ってくださったファン、サポーターの皆さん。
そしてご支援してくださったパートナーの皆様。
1年間たくさんの応援ありがとうございました。
リリースの通り今シーズンをもってFC今治を離れることになりました。
2017年に今治に来て、まだ夢スタも無くて、ホーム戦では広島に行ったりあちこちで試合をし、桜井で練習をしていた頃から考えれば、あの頃には想像もしていなかった景色が今広がっています。
そして僕自身今治に来てこんなにも幸せな8年間を過ごせるとは思っていませんでした。
この8年間、時には皆さんを悲しませてしまうこともあったと思いますが、チームの為に自分の全てを注いできました。
できたこと出来なかったことなどたくさんありますが、何一つ後悔はありません。
そしてそれをやり抜けたのは間違いなく応援し続けてくれた皆さんの存在があったからです。
今年なかなか試合に出られない中でも、25番のユニフォームを着てスタジアムに来てくれて、楠美圭史のタオルを掲げてくれて、どんな時も応援してるからねと言ってくれたその言葉に何度も救われました。
満員の夢スタも、コロナ禍から少しずつスタンドに皆さんが戻ってきた時も、大雨の中のスタンドも、もちろん里山スタジアムでの光景も、自分にとって全てが一生の宝物です。
そして何よりこの最後のシーズンに皆さんが最高の笑顔で終われた事が自分にとって1番嬉しいです。
今年の昇格は今年のメンバーだけでなく、これまで今治の為に戦ってきたたくさんの選手、スタッフ、皆が繋いできてくれたからこそです。
今治で出会えた最高の仲間達、たくさんの監督、スタッフの皆さんにも心から感謝します。
そしてこのクラブに連れてきてくれた吉武さん、高司さん。
今治に連れてきてくれて本当にありがとうございました。
今治に来ることができて、今治で選手としてキャプテンとして戦えた日々は自分のサッカー人生最大の誇りと喜びになりました。
最後になりますが、今治という街。今治で出会った全ての人達が大好きで本当に感謝しています。
皆さんと一緒にJ2の舞台に行くことはできませんが、僕のずっと心の中にあるクラブです。
J2での今治旋風を期待しています!
本当に幸せな8年間でした。
今治が大好きです。
今までありがとうございました!」
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Source: 国内リーグ
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