高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2024 EASTは1日に第21節2日目を行った。
首位の鹿島アントラーズユースと勝ち点3差で3位の横浜FCユースによる大一番。前半38分に佃颯太がネットを揺らして横浜FCユースが先制すると、後半6分に岩崎亮佑が加点してリードを広げる。そのまま逃げ切った横浜FCユースが2-0の勝利を収め、鹿島ユースは最終節を前に首位陥落となった。
3位につける柏レイソルU-18は4位の前橋育英高との一戦を迎えた。前半10分に戸田晶斗のゴールで柏U-18が先制も、26分に佐藤耕太が決めて前橋育英が追い付く。しかし、36分に黒沢偲道、後半32分にワッド・モハメッド・サディキがゴールを陥れて柏U-18が突き放すと、前橋育英の反撃を大岡航未の1点に抑えて3-2で競り勝ち、首位に浮上して最終節を迎えることとなった。
5位の昌平高は川崎フロンターレU-18と対戦。前半43分に大谷湊斗がネットを揺らして昌平が先制したものの、後半に入って矢越幹都、香取武にゴールが生まれた川崎F U-18が2-1の逆転勝利を収めた。
この結果、1位柏U-18、2位横浜FCユース、3位鹿島ユースが勝ち点38で並び、勝ち点35で4位の流経大柏までが優勝の可能性を残して最終節へ(得失点差は柏U-18が+13、横浜FCユースが+8、鹿島ユースが+6、流経大柏が+9)。ここまで優勝を争ってきた昌平と前橋育英の優勝の可能性は消滅することとなった。
ともに勝ち点23で残留を争う市立船橋高とFC東京U-18の一戦は、前半6分に久保原心優、9分に伊丹俊元がゴールを陥れて市立船橋が2点を先行すると、FC東京U-18の反撃を菅原悠太の1点に抑えて2-1の勝利を収めた。前半戦未勝利(3分け8敗)で最下位に沈んでいた市立船橋は、ここ8戦無敗(6勝2分け)の5連勝と勝ち点を積み上げて残留を決めた。
勝ち点20で降格圏の11位に沈む尚志高は青森山田高と対戦。前半をスコアレスで折り返した試合は、後半27分にオウンゴールで青森山田が先手を取るが、40分に西館優真が同点ゴールを記録し、尚志が1-1のドローに持ち込んだ。
この結果、残留圏の10位FC東京U-18が勝ち点23、降格圏の11位尚志が勝ち点21で最終節を迎える。
【第21節】
(12月1日)
[仙台大学サッカーフィールド郡山]
尚志 1-1 青森山田
[尚]西館優真(85分)
[青]オウンゴール(72分)
[船橋市法典公園(グラスポ) 球技場(人工芝)]
市立船橋 2-1 FC東京U-18
[市]久保原心優(6分)、伊丹俊元(9分)
[F]菅原悠太(86分)
[神奈川県立保土ヶ谷公園サッカー場]
横浜FCユース 2-0 鹿島ユース
[横]佃颯太(38分)、岩崎亮佑(51分)
[Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsu]
川崎F U-18 2-1 昌平
[川]矢越幹都(53分)、香取武(81分)
[昌]大谷湊斗(43分)
[三協フロンテア柏スタジアム]
柏U-18 3-2 前橋育英
[柏]戸田晶斗(10分)、黒沢偲道(36分)、ワッド・モハメッド・サディキ(77分)
[前]佐藤耕太(26分)、大岡航未(90+2分)
(11月30日)
[流通経済大学付属柏高校グラウンド(人工芝)]
流経大柏 6-0 大宮U18
[流]松本果成(3分)、昇純希(10分)、粕谷悠2(17分、36分)、奈須琉世(62分)、柳澤寿哉(85分)
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Source: 大学高校サッカー
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