J1復帰まであと一歩…仙台が声明発表「我々の新しい歩みは、まだ始まったばかりです」

仙台が声明を発表
 ベガルタ仙台は7日、クラブ公式サイトで「ベガルタ仙台を応援してくださるみなさまへ」と題した声明を発表した。

 今季の仙台は森山佳郎新監督の下、J2リーグ戦を6位で終え、J1昇格プレーオフに進出。1日にアウェーで行われた準決勝のV・ファーレン長崎戦を4-1で制したが、7日に敵地で開催された決勝でファジアーノ岡山に0-2で敗れ、4年ぶりのJ1復帰は叶わなかった。

 この結果を受けてクラブは「2024シーズンは新しい30年に向けた土台の作り替え、育成と目の前の勝負にも喰らいつくことを目標に戦いました。選手たち、森山監督、そしてコーチ、スタッフは情熱の炎を燃やし続け、プレーオフ進出を勝ち取り、J1への帰還にあと一歩まで迫りましたが手に入れることはできませんでした」とコメントしている。

 続けて「クラブに関わっていただいた全てのみなさまの応援、ご声援、ご支援に心から感謝申し上げます」と述べ、「我々の新しい歩みは、まだ始まったばかりです。我々は育成と目の前の勝負にも喰らいつくことをやめません」と表明。さらに「J1で安定して戦い続けられる足腰の強いクラブ、地域に愛され、必要とされ、子どもたちの目標となるクラブを目指すこと、そしていつの時代も、どこかの誰かの希望の光になれる、なり続けられるベガルタを目指してこれから我々は戦ってまいります」と誓い、「これからも共に歩んでください」と呼びかけた。

以下、声明全文

「本日開催された2024J1昇格プレーオフ決勝、ファジアーノ岡山戦の敗戦をもって、ベガルタ仙台の今シーズンの全公式戦を終了しました。

2024シーズンは新しい30年に向けた土台の作り替え、育成と目の前の勝負にも喰らいつくことを目標に戦いました。選手たち、森山監督、そしてコーチ、スタッフは情熱の炎を燃やし続け、プレーオフ進出を勝ち取り、J1への帰還にあと一歩まで迫りましたが手に入れることはできませんでした。

ベガルタ仙台にはレギュラーシーズンからホーム、アウェー問わず多くのみなさまが応援に駆けつけてくれます。そしてプレーオフ準決勝の長崎、そして岡山。我々のホームタウン仙台、宮城からは決して近くない場所でしたが本当に多くの、驚くほどのファン、サポーターに駆けつけていただきました。来場がかなわなかった方々もパブリックビューイングをはじめ、それぞれの場所から応援いただきました。みなさまの熱い思いは確かに届きました。ありがとうございます。
そしてクラブ設立30年、新しい30年に向けたチャレンジのシーズンを手厚くご支援いただいた多くのパートナーのみなさま、ステークホルダーのみなさまに感謝申し上げます。
また、日々クラブを報道いただくみなさまにも感謝申し上げます。特にプレーオフ進出以降の仙台、宮城の盛り上がり、雰囲気の醸成はメディアのみなさまの力添えがなければ実現しませんでした。

クラブに関わっていただいた全てのみなさまの応援、ご声援、ご支援に心から感謝申し上げます。

我々の新しい歩みは、まだ始まったばかりです。我々は育成と目の前の勝負にも喰らいつくことをやめません。
J1で安定して戦い続けられる足腰の強いクラブ、地域に愛され、必要とされ、子どもたちの目標となるクラブを目指すこと、そしていつの時代も、どこかの誰かの希望の光になれる、なり続けられるベガルタを目指してこれから我々は戦ってまいります。
これからも共に歩んでください。

ベガルタ仙台」


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Source: 国内リーグ

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