明治安田J1リーグ昇格プレーオフ決勝のファジアーノ岡山vsベガルタ仙台が7日にシティライトスタジアムで行われ、2-0で勝利した岡山がクラブ史上初となるJ1昇格を決めた。
J2リーグ5位から準決勝でモンテディオ山形を下した岡山と、同6位からV・ファーレン長崎に勝利した仙台がJ1行きの切符をかけて激突。リーグ上位のためホーム開催となった岡山がJ1初昇格を狙う一方、仙台は4年ぶりのトップリーグ復帰を目指した。
岡山ホームで1万4673人の観客が詰めかけた大一番、仙台は11分にセットプレーから決定機を演出。ゴールから正面遠めの位置でFKを獲得すると、キッカーの中島元彦が直接狙う。無回転の強烈なブレ球シュートを枠内に飛ばしたが、これはGKスベンド・ブローダーセンのセーブに遭う。
すると、20分に先制したのは岡山だった。ボックス左角でこぼれ球に反応した末吉塁がコントロールシュート。狙いすましたシュートをファーサイドのゴール右上に流し込み、岡山がスーパーゴールで先制した。
引き分け以上で昇格を決めることができる岡山の1点リードで迎えた後半、仙台はハーフタイム明けから出場したオナイウ情滋が53分にスピードを活かした仕掛けから、ボックス内でブローダーセンのファインセーブを強いる枠内シュートを放って相手を脅かす。
守護神のセーブに助けられた岡山は、61分に大きな追加点を奪う。途中出場のルカオがバイタルエリアを力強いドリブルで侵攻してパス。ボックス右で受けた本山遥が右足を振りぬくと、DFにディフレクトしたボールが決まり、岡山が2-0とした。
その後も、ルカオが2度にわたるポスト直撃のシュートを放つなど主導権を掌握し続けた岡山がそのまま勝ち切ることに成功。多くのサポーターの前で悲願のJ1初昇格を決めた。
リバーフリーキッカーズを母体として2004年に創設された岡山は、県サッカーリーグから中国サッカーリーグを経て、2008年にJFL4位に入ったことで翌シーズンにJ2へ。2016年に6位から昇格プレーオフ決勝で涙をのんだ後、木山隆之が指揮を執り始めた2022シーズンにも3位入りから昇格プレーオフ1回戦で敗退。昨シーズンはリーグ10位と後退したが、今季に5位フィニッシュから見事に「3度目の正直」でクラブ史上初のJ1昇格を決めた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/43b9f859e82fdab4d70d3a344ffad867c774803f
岡山 2-0 仙台
[得点者]
20’末吉 塁(岡山)
61’本山 遥(岡山)
スタジアム:シティライトスタジアム
入場者数:14,673人
https://www.jleague.jp/match/playoff/2024/120701/livetxt/#live
待ち望んだ瞬間✨️
ファジアーノ岡山
2024.12.7 J1昇格決定!@fagiano_koho#Jリーグhttps://t.co/PK0sR3WgwK pic.twitter.com/jG8lTIFal3— Jリーグ(日本プロサッカーリーグ) (@J_League) December 7, 2024
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Source: サカサカ10
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